2011年11月22日火曜日

ところで 俺のビオラを見てくれ こいつをどう思う?


写真だと分かりにくいですが、「すごく・・・大きいです・・・」
超弩級です。バケモノサイズです。

楽器自体はすでに届いていたのですが、 ケースの特注に時間が掛かり(2か月近く)、我慢の時を過ごしてきました。集会所ではドヤ顔で楽器を自慢させて頂きました。

グリガ・バジル氏2008年製作で、胴長なんと445mm(!!)もあります。
私の場合、チューニングや通常の演奏には特に支障ありませんが、ハイポジになると奏法に工夫が必要になってきます(2ndポジションの時点で左手が胴に当たって苦しいです) 。また、弦と弦の間が広いので和音が取りにくいという問題もあります。


音色は意外に明るく、柔らかい音を出すのも比較的簡単です。
爆音です。 G線以下を弾き続けると振動で顎が破壊されます。


これから弓を選ぶ必要があります。以前使っていたフィンケル・アトリエでは弓が軽すぎ、かつ柔らかすぎて歯が立ちませんでした。楽器の重さもシャレになりません。何度も楽器を構え直すと左腕が疲れてしまいました。腰にもかなり負担がかかっていると思いますので身体を破壊されないように気を付けなければ・・・。

 どやあああああ

失礼しました(汗

この先は曲によって楽器を使い分けて行こうと思います。
 本心ではマラ9もこの楽器で弾きたいのですが、おそらく自分の体力が持たないでしょう。4楽章を終えて本当に「死に絶えて」しまいそうです・・・。 

2 件のコメント:

  1. はじめまして、
    ビオラをボケ防止に活用中のおばかん(オーバー還暦)おじんです。
    44.5センチですか!参りました。
    私は42センチで どやがお をしておりましたが、
    負けました。
    私のビオラでもC線を開放弦でブワーンと強奏すると、顎を通して脳が揺すられ目眩を覚えますが、44.5でしたら 想像しただけでも凄いです!
    同じグリガビオラ仲間を発見して嬉しいです。

    マラ9を巨大ビオラで挑戦・・・お若いから大丈夫かも
    でも無理はなさらないでくださいね。

    昔作ったブログでの、私のビオラと犬の紹介です。
    http://white.ap.teacup.com/ikatakoya/10.html
    よろしかったらご笑読ください。
    失礼しました

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  2. コメント返しが遅くなって申し訳ないです。
    還暦を過ぎて42cmのビオラとは恐れ入りました。うちのビオラパートは大きいビオラと聞くと尻込みするような臆病者ばかりで困ります・・・。

    自分は水泳をやっていて上半身の強さには自信がありますが身長173cmの私にはこれくらいが限界かな、とも感じました。
    190期の演奏会が終わってからコメントしていますが、マーラーは41.3cmの楽器で演奏しました。というのも、今回自分はトップサイド(首席奏者の補佐)で演奏しており、ソロのあるトップ奏者の楽器に何かあれば自分の楽器を渡す立場でした。44.5cmの楽器でソロを弾いてもらう訳にもいかないですし、何より自分の練習が足りてませんでした。
    3月3日に京都で慶応義塾のオーケストラとジョイントコンサートがあるので、今度こそグリガで出撃しようと思います!

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