2012年12月12日水曜日

DQとは・・・?

びおらぶろぐ更新の二大巨頭、近藤です。
今更ですが、京大オケ演奏会のお知らせです。1月8日に京都で、10日に大阪で行います。詳しくはこちらをご覧下さい。



さて、このブログを見ている一般の方のために京大オケメンバーの言う「DQ」とは何か説明しておく必要があるでしょう。

DQとは「Double Quintet」の略で、曲の内数10小節オーケストラの弦楽器を10人前後の小グループに分けて行う京大オケ特有の練習のことです。

このDQですが、京大オケの練習の中でも最も過酷な一つとされています。理由を挙げますと、

1、拘束時間が長い。
 DQは6時間以上弾きます。トップ陣からの合格が貰えないと再履修です。DQはぶっつけ本番ではなく、パート内、中低弦、高弦、全体合わせ等で調整してから臨むため、それぞれ1時間単位で複数回行います。1回に3時間以上合わせるグループもあります。それらの合計を考えると、かなりの時間を使っていることになります。

2、寒い
 DQの会場は弦楽器の練習場所でもある集会所です。屋外と気温は変わりません。特に1月の演奏会に向けたこの時期のDQは氷点下の気温で行われることもあります。指先、足先の感覚はありません。

3、眠い
 DQは夜に行われる場合が多いです(昼もありますが、時間制限がある場合が多く再履修の危険も高いです)。夜10時からスタートすることも多く、終わるころには吉田寮の鶏が鳴いています。たとえ仮眠をとっていても、寒さと合わせて意識が朦朧としてきます。眠ったら死にます(色んな意味で)。

まぁとにかく厳しい練習です。昨日DQの様子を覗いてきました。

静まり返った集会所・・・

怖くてこれ以上近づけませんでした。

ちょっとだけ雰囲気が分かってもらえたと思います。京大オケにはDQが好きな人も居ますし、確かに終わったときの達成感は凄いものがあります。私はDQ反対派の急先鋒を自称しておりますが・・・

厳しい練習を乗り切って作り上げた音楽がお客様の心に届くといいですね。

チラ裏失礼しました。団内発表会の記事マダー?


2012年12月4日火曜日

O木生誕祭

団内発表会も終わりようやくか細い安息をエンジョイできるかと思えば、終わるまでパー練やDQが待ち構えているという厳しい現実。
とはいえこのままでは何時まで経ってもびおらぶろぐが更新されんではないか。
溜まった記事は2つ。
そのうちの1つをまずはブログにしたいと思います。
あ、団内発表会まとめた記事を誰か書いてください。去年は私が書きました。誰か書いてください。

では本題へ・・・。



【O木生誕祭】
O木の誕生日(10月1日)に行われるパーティーのこと。2012年開催のもので第2回目を迎えた。なお、第1回目は鴨川デルタで執り行われた模様。カップルが静かに語らいを続ける出町の夜に突如響き渡ったO木のストームは今でも一部で語り草になっている。

「俺の誕生日いつか知ってる?」
そんな感じの言葉をまだ残暑の残る9月中頃から言い出したのは紛れもなく今回の主役O木。言われるまで完全に忘れていたし、別に何かをしようと思っていたわけではないが、そう何度も喧伝されるとまあ仕方がないかとなるのが同じパートに所属する人間の性というものである。「去年の鴨川デルタを超えたい」という本人による謎の発言もあった。

何だかんだあって10月1日の深夜。そこにはせっせと大文字山を登るヴィオラパート3回生3人があった。O木は下回生からもらったプレゼントを手に何だか上機嫌である。
少し前の大雨の影響か道に木が倒れて進みにくいところもあった。いろいろ難儀しながらついに送り火の場所へ到着。

「大」から望む夜景
こんなに綺麗だとは。しばし感動に むせび泣く。

夜景を観賞するトップとO木
「夜景と俺」
メンバー
さて、O木生誕祭といえばそのケーキの特殊性についても言及する必要がある。なんといっても第1回ではO木にロウソクのロウが溶けてケーキに混ざったものをそのまま差し出したというのだから驚きである。ひょっとしたらO木の「去年を超えたい」という発言は去年以上のケーキを食いたいという願望が発露したものなのではないか。そう思った我々は健康に害が出なさそうな、しかしシュールなケーキを完成させた。

ケーキ横から
ケーキ上から
お分かりいただけただろうか。ケーキから飛び出る謎の物体。これこそがO木の21歳を表すマカロニ蝋燭である。なんと蝋燭にも関わらず食べることができ、ゴミを出すことなくケーキを食べ尽くせるとてもエコな代物だ。

ケーキを手に
(ちなみにロウソクはまずくて食べきれませんでした。やっぱロウソクは茹でないとね。)

去年を超えるにはやはりそれはストームにおいても言えなければならない。今年はスケールを格段にアップさせたようだ。

全京都市民に向かってのストーム
いやあ実によく響きますね。近くの山からのやまびこも凄かったですね。きっと集会所にいた皆さんにも届いたことでしょう。

おまけ
というわけで第2回O木生誕祭はかくして無事に終了したのであった。


おしまい