今更ですが、京大オケ演奏会のお知らせです。1月8日に京都で、10日に大阪で行います。詳しくはこちらをご覧下さい。
さて、このブログを見ている一般の方のために京大オケメンバーの言う「DQ」とは何か説明しておく必要があるでしょう。
DQとは「Double Quintet」の略で、曲の内数10小節オーケストラの弦楽器を10人前後の小グループに分けて行う京大オケ特有の練習のことです。
このDQですが、京大オケの練習の中でも最も過酷な一つとされています。理由を挙げますと、
1、拘束時間が長い。
DQは6時間以上弾きます。トップ陣からの合格が貰えないと再履修です。DQはぶっつけ本番ではなく、パート内、中低弦、高弦、全体合わせ等で調整してから臨むため、それぞれ1時間単位で複数回行います。1回に3時間以上合わせるグループもあります。それらの合計を考えると、かなりの時間を使っていることになります。
2、寒い
DQの会場は弦楽器の練習場所でもある集会所です。屋外と気温は変わりません。特に1月の演奏会に向けたこの時期のDQは氷点下の気温で行われることもあります。指先、足先の感覚はありません。
3、眠い
DQは夜に行われる場合が多いです(昼もありますが、時間制限がある場合が多く再履修の危険も高いです)。夜10時からスタートすることも多く、終わるころには吉田寮の鶏が鳴いています。たとえ仮眠をとっていても、寒さと合わせて意識が朦朧としてきます。眠ったら死にます(色んな意味で)。
まぁとにかく厳しい練習です。昨日DQの様子を覗いてきました。
静まり返った集会所・・・
怖くてこれ以上近づけませんでした。
ちょっとだけ雰囲気が分かってもらえたと思います。京大オケにはDQが好きな人も居ますし、確かに終わったときの達成感は凄いものがあります。私はDQ反対派の急先鋒を自称しておりますが・・・
厳しい練習を乗り切って作り上げた音楽がお客様の心に届くといいですね。
チラ裏失礼しました。団内発表会の記事マダー?
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