2015年3月14日土曜日

びよらどうでしょう2015 -京都府26市町村カントリーサインの旅- 第2夜

笠置→綾部→和束の南北大移動によって初日からやられまくったわれわれは、一旦京都市に戻り、各々の下宿で十分な休息を取った上で翌朝6時に再集合することとなった。

そして、2日目の朝がやってきた。

2日目最初の抽選は、本日最初のドライバーを務めるHRN氏。
何となく舞ってます
「ツルが舞っている姿」をモチーフにした大変分かりやすい市章。
再び沈黙する一同。
われわれは再び、昨日何度も通った北行きの道を進み、港町・舞鶴市へと向かった。
この赤いところが舞鶴市
100キロを超える運転なので、昨日同様、およそ半分ほど運転したところでハンドルはだーやま氏の手に渡る。

ドライバー交代がてら休憩中の車内で、後部座席からおもむろに発言があった。

マングローブ「オレもちょっと運転したい」

すでにここまで300kmを移動していながら、なぜ一度もマングローブ氏は運転席に座らなかったのか。
それは、マングローブ氏が免許取得以来ほとんど「路上に出ていない」からである。

ここに至るまで、車内で何度も次のような押し問答があった。
砂糖「次の休憩でいよいよマングローブ氏もハンドルをですね」
だーやま「おぉっ、いよいよ」
マングローブ「人を殺したくない」
HRN「市街地抜けたらへーきですって」
砂「じゃあいきましょう」
だ「さすがゴールド免許」
H「運転して感覚を思い出していきましょう」
マ「君たち馬鹿?」

京都府内の某道の駅。朝9時半、広大な駐車場にはほとんどクルマの影は無い。
楽しい教習の時間である。
ゴールド免許の風格
マ「アクセルが右足…ブレーキって左足だっけ」
マ「パーキングブレーキが下りない」
マ「ウインカー…ウインカーってどうやって出すの」

異様な低速で、広大な駐車場の一角をコンパクトカーが10分近くグルグルグルグルしている。
これを誰も通報しないというのだから京都の人は心があたたかい。

砂「ではいよいよ路上教習へ」
だ「……いや、こーれはやめといた方がええやろ」
H「うーん」
マ「だから言ったじゃんかぁ」

楽しい休憩もそこそこに、旅は北へと続く。

ブレてますが舞鶴市の看板

流石元軍港、自衛隊のお船

防衛省の施設を視察する国立大学のみなさん

赤煉瓦の建物 中は集会所を彷彿とさせる雰囲気

時間が早く施設の中には入れなかった

先程のお船を別のアングルから

いきなり観光感が増してないかって?気のせいである。
さて、次の抽選では京丹後市へ。
運良く北部が続く
近年はとかくゆるキャラである
京丹後市のファミマで次の抽選
今までの移動を考えると嘘のような近距離。
ここでの抽選の結果、続いては与謝野町を目指す。
砂「北部の近場が続きますねえ」
だ「運がいいですねえ」
H「どおしてなんでしょうかねえ」
マ「おやおやあ?」

「南部のカードを全て抜いた」とかそういう不正は断じて行っておりません

与謝野町には「加悦SL広場」という施設がある。
かつてこの地域にあった加悦鉄道という私鉄で使われていた車両を中心とした鉄道博物館で、砂糖の強い要望により急遽立ち寄ることに。

事務所は旧加悦駅を復元したもの


いわゆる三等車車内

三等車のマングローブ 

なんだこいつ

だ「あいつイキイキしとるな」

運転手だーやま「たーのしいなこれ」

運転手HRN「しゅっぱつしんこーう」

除雪車の運転台からご挨拶

トロッコで爆走(できません)

事務所2階の展示室で抽選と今後の打ち合わせ
ご満悦の砂糖が、この旅で仕込まれたシークレットカードをとうとう引き当てる。
川沿いに土産物屋や宿が建ち並ぶ風情ある街
次なる目的地は、関西屈指の観光地「城崎温泉」。

さて、この企画はどうなっていくのだろうか。

第3夜に続く。

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